1.断熱リノベーション (5)窓とガラスの断熱性能

住まいの断熱性能を向上させる上で窓はとても大切な箇所になります(夏、窓から入り込む熱の割合は全体の7割あります。一方、冬に窓から逃げ出す熱の割合は全体の5割あると言われています)。窓の断熱性能は使用するガラスの種類とサッシの材質によって大きく上下します。普及が進むペアガラスですが、サッシ部分の高性能化はまだまだ発展途上で、諸外国に比べて日本はかなり遅れているのが現状です。

 築古の住宅に多く見られる1枚だけのガラスと複層ガラス(ペアガラス)を比較しますと、複層ガラスは1枚だけのガラスに比べて、約半分程度まで熱を伝えにくくすると考えられています。また、同じ複層ガラスでも中空層の6ミリと12ミリを比べると、12ミリのほうが熱を伝えにくいです。さらに同じ複層ガラスでも、LowーEガラス(低放射の複層ガラス)という商品があり、ガラスの裏面に特殊な金属膜があり、その膜が太陽熱の半分程度までカットするため、非常に高い断熱性能を発揮します。ちなみに、一般的なグラスウールを施した外壁に比べて、窓(ペアガラス)は約5倍熱量が入ってくると言われています。そのため近年は普通のアルミサッシではなく、樹脂を材料として作られた樹脂サッシが普及し、着実に断熱性能が向上されつつあります。

 ぜひ窓、ガラスも慎重に選びながら、断熱リノベーションに取り組みましょう。

【終了しました】6月イベント「住まいの点検・安心リフォーム祭り」開催

こちらのイベントは終了しました。

6月イベント「住まいの点検・安心リフォーム祭り」開催
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元大工の一級建築士がつくる注文住宅

一級建築士がつくる家はいくらでもあります。
でもハイランド・ハウスはそれだけではありません。ハイランド・ハウスのつくる家は「元大工」の一級建築士がつくる家。
家族のライフスタイルや想い、土地の特徴などを取り込んだ長持ちする家です。
写真は伝統的な木造軸組工法を採用し、広島県産材を使用した長期優良住宅です。
現代ではなかなか見られない意匠やデザインを随所に配することで、本質的な住み心地の良さと日本伝統の美意識を追及した本物志向の住まいとし、これまでの経験を生かした試みとなりました。
経験に基づき構造を理解しているからこそできる設計があり、施工があります。
お客様とともにつくり上げるハイランド・ハウスの家づくりの基本です。

元大工の一級建築士がつくる注文住宅
安心の品質を詳しく見る
 

耐震補強の種類

耐震補強には

壁を増やす

壁を強くする

屋根を軽くする

基礎が損傷していれば、基礎補強を行う

一番
重要!

壁を強くする

があります。

昔の建物(平成12年までの建物)は、制限がなかったため、全体の壁のバランスを取っていません。
意匠を重視した設計をしていれば、耐震性が怪しいです。(制限がない時代の建物でも、きちんと設計されていれば大丈夫です)

耐震補強の種類
耐震補強の種類

維持管理(部位別)リフォーム

何もしないで放っておくと、住まいは確実に老朽化し、いろいろな障害が生じてきます。
住宅設備の故障や建物の老朽化をそのまま放置すると、修復が困難な状態になり工事費用が高額になったり、工事費用も高額になる場合も少なく
ありません。そして何よりも暮らしの快適さが失われてしまいます。わずかな心配りで少しずつお手入れを重ねていけば、住まいを長持ちさせる
ことができ、結果的に無駄な出費を抑えることにもつながります。適切なタイミングでメンテナンスをしていきましょう。

 

水まわり

新築であれば築10~20年ほどで不具合が出てい来ることが多いです。定期点検を行いましょう。
水まわり・ガスまわりの劣化状態は、見た目にはわからないことも多いので厄介です。設備などに目立ったキズや汚れがなくても、知らない 間に土台や下地材の腐食が進んでいるケースも少なくありません。特に昔ながらの住宅に多いタイル張りの浴室などは、築20年を過ぎると小 さなひび割れ部分から水を吸い込んでしまい、さらに水漏れやシロアリが発生し、見えない所が腐食していきます。その他、設備に使いにくさ を感じたり暮らしの不便さもタイミングの一つになります。

外装

外壁は、10年を目安に塗装を行うのが理想的です。
外壁塗装は風雨などから構造の中心となる柱などに水が入り込むのを防いでくれる役割があります。
そのため、塗装が落ちてしまったり、ひび割れが発生した状態のままにしていると、構造部分に不具合や傷みが出てくることがあります。
そうなると、家の構造部分に関わる大規模な修繕が必要になり、リフォーム費用も高額に!そうならないためにも劣化サインを見落とさない ための定期点検と塗り直しをお薦めします。また、屋根についても自身でのチェックが難しいため、外壁と共に点検するようにしましょう。

内装

内装については汚れや傷みが目立ってきた際に順次交換をしていくと良いでしょう。
床がきしむ、壁紙の汚れや継ぎ目の剥がれが気になる、畳の色が変色した等、気になることがあれば何でもご相談ください。

その他少しでも不安なことがあればハイランド・ハウスへご相談ください。現地調査を行い、適切なアドバイスをさせていただきます。

ハイランド・ハウスの施工例を見る

協力業者募集

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ハイランド・ハウスでは幅広くお客様のニーズに応えるため、
協力してくれる業者様を大募集!

私たちの考え方に共鳴し、お客様の夢を実現できるメンバーを求めています。
業態については問いません。
内装・外装・塗装・瓦…貴社の専門分野でプロの技術を発揮してください。
まずはお問い合わせください。詳細ご案内させていただきます。

代表 高原よりメッセージ

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※お電話でも受け付けております。
その際には、内容をお伝え下さい。

1.断熱リノベーション (4)断熱材の種類②

グラスウール等の繊維系は断熱材は水、湿気に弱いと言われており、湿気が侵入すると、カビの原因になります。一方で、扱いやすい形状のため、施工が容易で、コストも抑えられるため、建築用断熱材としては最も広く使われています。しかし、単にグラスウールを施せば、断熱材が持つ性能を発揮するかというと、そうとは限りません。グラスウールの施工の仕方によっては、隙間ができ、本来の効果が期待できないこともあります。国もグラスウールの正しい施工法の普及に努めていますが、まだまだ発展途上のようです(当社ではグラスウールを使う際は、断熱材の施工経験、知識が豊富な施工スタッフが担当しますのでご安心ください)。

 発泡プラスチック系断熱材(主にボード状の断熱材)は、水にも強く、湿気を容易に侵入させませんが、価格は繊維系に比べて、やや高く、限定された用途で取り入られることが多いです。

 また、新聞古紙を使ったセルロースファイバー等自然系素材の断熱材もあり、調湿効果やより高い防音効果が期待できます。当社もセルロースファイバーを推奨しており、詳しく知りたいという方は当社スタッフにご相談ください。

1.断熱リノベーション (4)断熱材の種類①

断熱リノベーションにより、夏涼しく、冬暖かくなる大きな理由の一つに、断熱材があります。なぜ断熱材にそのような効果があるかというと、断熱材の中に含まれる小さな空気層の存在があります。その空気層の大きさが大きいほど断熱の性能は低下しますし、逆に細かくなればなるほど、断熱の性能は向上します。
 そして、断熱材にもいくつかの種類があります。断熱材は大きく分けて、グラスウール等に代表される繊維系断熱材、ボード状の断熱材等発泡プラスチック系断熱材、さらに木片を原料にして作られる木質系断熱材等があります。
①グラスウール
 繊維が束ねられた中に閉じ込められた微細な空気層が熱を逃がさないために断熱効果を発揮します。そして、同じグラスウールでも高機能グラスウールという断熱材があり、より高い断熱性能を発揮します。
②発泡プラスチック系の断熱材(ボード状)
 製造時に作られる気泡が熱を逃がさないため高い断熱効果をもっています。
 上記のように断熱材にはいくつかの種類があり、その断熱材によって、メリット、デメリットがありますので、じっくり比較検討しましょう。

1.断熱リノベーション (3)ヒートショック現象

 「ヒートショック」とは高齢者などが冬期に暖かい浴室から寒い脱衣場に移動した際、または、寒い脱衣場から暖かい湯船につかった際など、急激な温度変化によって脳梗塞や心筋梗塞などになることを言います。高齢化社会の到来とともにヒートショック死は年々増え続け、近年は年間17000人以上と、交通事故死の4倍以上となっています。

 住宅の省エネ化・断熱化リノベーションは、このようなヒートショック現象を予防する効果が期待できます。熱の伝導が少なく、気密性が優れた省エネ住宅では、外気温の影響を最小限に抑えることができるので、建物の温度変化や、部屋と部屋の温度差(温度ムラ)が小さくなり、ヒートショック現象の予防につながるのです。

 冬期の浴室での死亡率は、断熱先進エリアと言われる北海道は、沖縄に次いで少なく、実は栃木県(全国1位)や茨城県(全国2位)といった比較的温暖と思われる地域での発生率が高くなっています。

 「このあたりは温暖だから大丈夫」と安易に考えないで、断熱化リノベーションで健康に優しい空間づくりを実現していただきたいと思います。

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